ヴィクトリアマイル、人気馬血統考察
Chelseaです。
今週はヴィクトリアマイルということで、先日過去好走馬の傾向についての記事をあげさせてもらった。
今日はその記事をもとに、ヴィクトリアマイルで人気になることが予想される馬の血統背景を見ていこうと思う。
人気になりそうな馬はこちら。
・リスグラシュー
・アエロリット
・ミスパンテール
・アドマイヤリード
・レッツゴードンキー
(予想オッズ人気順)
それでは1頭ずつ見ていくとしよう。
リスグラシュー
父 ハーツクライ(Tサンデー系 日本)
母父アメリカンポスト(ネイティブダンサー系 米国)
という血統構成。
先日の記事にも書いたが、Tサンデー系(スタミナに特化したサンデー系種牡馬)は、かなり期待値が低い。
2走前の東京新聞杯で勝っているので、東京芝マイルコースの適正はあると思うが、正直対戦相手は手薄であった。
今回はメンバーレベルが一気に上がる。
ここで勝ち負けできるかは疑問が残る。
予想オッズ通り、1番人気になるのであれば、嫌ってもいいと考えている。
アエロリット
父 クロフネ(ヴァイスリージェント系 米国)
母父 ネオユニヴァース(Dサンデー系 日本)
という血統構成。
父、母方ともにダート色が強い。
ヴィクトリアマイルはダート血統がくるので、血統は申し分なし。
サンデーサイレンスの血もしっかり持っているし、この馬自身が同条件で行われるNHKマイルカップの勝馬なので、適正は文句なしだろう。
鞍上が戸崎ということで、その点が少し気掛かりだが、厚い印を打つ予定だ。
ミスパンテール
父 ダイワメジャー(Pサンデー系 日本)
母父 シンボリクリスエス(ロベルト系 欧州)
父はPサンデー系で、同じPサンデー系種牡馬フジキセキ産駒のストレイトガールが3年連続で当レースを好走していることと、母父のシンボリクリスエスは欧州型の種牡馬だが、ダートを得意とする種牡馬なので、血統的には問題なし。
しっかりとした末脚も持っており、ゴール前では必ず伸びてきそうなイメージが持てる。
買い目には必ず入れたい1頭だ。
アドマイヤリード
父 ステゴールド(Tサンデー系 日本)
母父 ベイアリュールⅡ(ミスタープロスペクター系 米国)
父がTサンデー系のステイゴールドで、スタミナよりの血統構成。
昨年の当レース覇者だが、道悪馬場でのもの。
今年のレース当日、馬場が渋るようであれば買いの1頭だろう。
良馬場になるようであれば、買い目からは消しとなりそうだ。
レッツゴードンキー
父 キングカメハメハ(キングマンボ系 欧州)
母父 マーベラスサンデー(サンデー系 日本)
父のキングカメハメハ産駒は好走血統に該当。
母父のマーベラスサンデーは、分類するならPサンデー系になるので、こちらも好走血統に該当する。
この馬自身、ダートGⅠのフェブラリーステークスで掲示板に載る活躍を見せており、ダート適性もある。
血統的には問題ないのだが、高松宮記念からの400m距離延長ということで、この点はマイナス要素。かなり取捨選択に悩みそうである。
ただ鞍上の岩田は怖い存在だ。
というわけで、今日はヴィクトリアマイルで人気になることが予想される馬たちの血統構成を考察してみた。
高く評価しているのは、アエロリットとミスパンテール。
迷っているのはレッツゴードンキー。
消し候補は、リスグラシューとアドマイヤリードといったところか。
ただ当日の天気が悪く、道悪馬場になれば求められる適正は変わってくるし、選ぶ馬も変わる。
天気には注目しておきたいところだ。
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